ワイズトラックブログ
トラックのエアブレーキの上手な使い方
トラックのブレーキは乗用車の油圧ブレーキとは違い、圧縮した空気を使用したブレーキになっています。
トラックのブレーキの上手な使い方とはどのような使い方なのでしょか?
〇ポンピングブレーキ(バタ踏み)を多用しない
ポンピングブレーキを行うと毎回エアを消費します。
エアブレーキは一度踏み込むと圧縮空気をブレーキに送り込みブレーキを作動させ、踏み込んでいる間中は圧縮空気を消費しませんが、ブレーキを踏んだり離したりを繰り返すポンピングブレーキをすると大量のエアを消費します。
その結果、エア切れを起こす可能性があるため、一度踏んだら踏みなおす機会を減らすことも大事な運転テクニックです。
〇排気ブレーキを使う
排気ブレーキを使うと、エンジンブレーキがより強く効きます。
フットブレーキを多用するのではなく、排気ブレーキを使用して減速することでブレーキへの負担の少ない運転を行うことができます。
フットブレーキを多用すると、エアがなくなるばかりでなくブレーキのライニングの消耗も激しくなります。
結果、ライニングの交換時期が早まることでメンテナンスコストが割高になってしまいます。
加減速の少ない運転は燃料の節約だけではなく、メンテナンスコストの節約にもつながりますね。
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