ワイズトラックブログ
冬季のタイヤ脱輪に注意しましょう!
営業ナンバーのトラックが毎日しなけれればならないことの一つに日常点検があります。
日常点検を怠ると、トラックの異常に気が付くことができず重大事故の原因になることがあります。
重要な点検項目の一つにタイヤのボルトナットの緩みのチェックがあります。
以前はナットを叩いて、その振動や音で締め付け具合を点検するという方法でしたが、現在では目視での点検も可能となり、ナットとボルトにマーキングを施したり、ISO規格のホイールではインジケータの取り付けなどの方法で点検することも可能となりました。
このホイールナットの緩みのチェックはタイヤの脱輪事故を防ぐうえで非常に重要な点検項目です。
タイヤの脱輪事故はホイールの締め付けトルクが足りずにホイールが外れてしまうと思われがちですが、実は締め付けトルクが強すぎてボルトが伸びてしまい、適正トルクでの締め付けができていないために脱輪してしまうケースのほうが多いのです。
トルクレンチを使用せずにナットの締め付けを行うと過大トルクとなりやすく、結果ボルトに過大なトルクがかかり伸びたり、破断するなどの原因となります。
初期なじみ後の増し締めをしてないというケースもあります。
ホイールは新品の時とは違い、使用距離に応じてホイールのあたり面が摩耗してきます。
その摩耗の状況に応じて
こういったことが原因で脱輪事故が発生するケースが多いのです。
そして、冬タイヤへ履き替えたあとに事故の発生が多いという傾向があります。
ちょうど今しがたの時期は、本州では冬タイヤへの交換が一番多い時期となります。
交換時にはしっかりとトルクレンチを使い、過小トルク・課題トルクにならいないように適切なトルク管理を行うことが大事ですね。
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