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保税蔵とはどんな蔵?
港の近くに行くと、大きな倉庫や荷役ヤードなどがありますが、中に保税蔵と呼ばれる施設があります。
見た目で保税蔵は見分けがつくのでしょうか?
実は見た目だけでは区別がつきません。
では保税蔵とはどのような施設なのでしょうか?
保税蔵とは?正式名称は保税蔵置所になります。
「外国貨物を置くことができる場所として、税関長が許可した場所をいいます。
ここには、外国貨物を積卸し、又は蔵置(原則2年、延長可能)することができます。その間は関税などの税金はかかりません。保税蔵置場は、取引の円滑化と中継貿易の発展を図るために設けられたものです。」引用元:税関ホームページ
輸出したい貨物があるもののコンテナ一本に満たず、混載をするための施設なども保税蔵に該当します。
保税蔵で輸入貨物の荷下ろしなどをする際には、通常の輸入と違い関税や消費税の支払いを免除されます。
あくまでも単純な保管の間のみ、課税を免除されるということであり、国内で販売するなど国内流通をさせる場合には関税や消費税の支払い義務が生じます。
保税貨物を輸送するトラックは保税輸送と呼ばれ、税関上日本国内の荷物ではなく外国貨物を輸送しているということになります。
そのため、保税輸送する貨物は基本的には経路途中での積み替え等はできません。
保税地域外で荷下ろしした場合、国内貨物となってしまうためです。
ちょっと特殊な輸送ですよね。
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