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DPD・DPF・DPRの違いとは?
ディーゼルのトラックやハイエースなどにのると目にするDPDやDPFなどの文字。
一体これは何を意味しているのでしょうか?
これらの装置の役割は、排ガス中のPM(粒子状物質)を浄化する事です。
その役割と機能を保つために、再生操作が必要です。どのようにして再生浄化しているかというと、燃焼させています。
昭和時代に見た真っ黒な排ガスを出しながら走るトラックやバスを今や見なくなりましたが、それはこの浄化装置のお陰です。
真っ黒な排ガス中の有害物質等を燃やしてしまうので、比較的クリーンな排ガスが排出されるという仕組みです。
他にはフィルターで集塵するという仕組みのものもあります。
そして、この浄化装置には様々な呼び方があります。
○DPF ⇒三菱ふそう・日産UD・マツダ
○DPR ⇒トヨタ・日野
○DPD ⇒ いすず
呼び方は違いますが、機能は同じです。
☆DPFとは?
Diesel particulate filterの略です。
排気されるpm物質をフィルターを使って集塵する仕組みです。フィルターなので長期間使用しフィルターが目詰まりすると機能が低下していきます。その為、定期的な交換が必要なようです。
☆DPRとは?
DPFを改良したような仕組みになっており、目詰まりを起こす前に、フィルターについたPM物質をヒーターなどの熱を使って焼いてしまうという方法です。
これにより目詰まりのしてしまうというリスクはなくなりましたが、燃焼に一定の動力を必要とするため燃費が悪化するというデメリットがあります。
☆DPDとは?
基本的にはDPRと同じ仕組みになります。
今は環境に配慮した製品作りが大切になっているので、試行錯誤して開発されたものなのだろうと思います。
きれいな自然や空気を守っていくためにもクリーン技術は重要ですね。
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