ワイズトラックブログ
DPFやDPRの中身は何??
昔はトラックといえば黒煙を吐きながら走るというイメージがありましたが、今は無色の排ガスしかでません。
その無色の排ガスを実現している装置がDPFです。
環境に配慮したエコ装置ではありますが、走行距離とともに何かと目詰まりを起こすなど、トラブルの一つともなり得るトラックのDPFですが、DPFの中身はいったいどのようなものなのでしょうか?
答えは、「セラミック」です。
DPFのユニットの中にDPFフィルターというフィルターが入っています。
そのフィルターの正体はセラミックです。時々CMなどでも名前を聞く日本ガイシなどの会社が製造しています。
フィルターは蜂の巣のような構造になっており、排ガス中の煤などがセラミックの表面に付着する仕組みになっています。
DPFフィルターに吸着された煤が堆積すると、いわゆるDPF再生という燃焼工程に入ります。
燃料の噴射量を増やして排気温度を上げ、DPFフィルターの煤を焼きます。
この煤焼の工程の中で、様々な理由により煤が燃え切らない状態や燃え切ってもフィルターが目詰まりをしていると異常を来す状態になります。
昔のV8の生エンジンなどは構造がシンプルでしたが、今の環境配慮に配慮したエンジンは様々な仕組みが追加されているため複雑になっていますね。
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